2011/6/11

京都は今・・  梅宮大社の花菖蒲

アヤメ、カキツバタの季節が終わると、華やかな花菖蒲の季節です。京都での花菖蒲は、平安神宮、法金剛院、植物園等が有名ですが、あまり知られていない梅宮大社の花菖蒲は素敵です。小さな門を入ると都会にこんな静かな庭園があるのかと驚くほど、静かな風景が目の前に開けます。この時期は新緑、咲きかけの紫陽花、花菖蒲が一緒になって風景を作り上げています

梅宮大社
「凡そ千三百年前、橘氏の祖諸兄公の母県犬養三千代が、山城国綴喜郡井出寺の中に橘氏一門の氏神として初めてお祀りした。その後、聖武天皇の妃光明皇后が之を祀り、度々所在を転じたが、嵯峨天皇の皇后橘嘉智子(壇林皇后)によって今の神域に移し祀られ自ら御幸して、お祭りになったのが有名な梅宮祭の起源である。」 「この地域梅津は王朝時代には王公貴紳の別荘が多く造られた処で、源師賢の山荘もその一つであった。大納言源経信が 『夕されば門田の稲葉訪れて芦のまろやに秋風ぞ吹く』 と歌ったのは師賢の山荘に招かれた時のものであって、この歌は夕方になると門前の稲葉をそよそよと音をさせ、芦で葺いた田舎家に秋風が吹いている秋の夕暮れの梅津の風景を歌い上げたものである。 このような古の風景を思いながら散策しているととても味わい深い雰囲気でした。