2011/5/27

京都は今・・新緑に爽やかな風 智積院(ちしゃくいん)の新緑庭園 

お寺の広い境内は新緑でいっぱい。苔の付きが良いのにびっくりしました。

客殿の中で少し後ろに座するとまるで額縁のある絵画を見ているかのようです

滝の落ちてくる正面を見ますと、石組みと刈り込みが交互に並び洗練された美しさが築庭の極限を表現し、江戸時代好み
の感じを与えてくれます。これは江戸時代に修築された部分です

庭園右側は祥雲禅寺時代に造られたもので、桃山時代の特色である自然石のみを用い、刈り込みを主体として、
庭の外にある大木をも借り深山の中にあるような奥行のある野性的な雄大さを感じさせてくれます。また池が
建物の中に入り込んでいる所は、私たちを寝殿作りの泉殿か釣殿に居るように思わせてくれます

三十三間堂を少し東に行った所、東山七条にある智積院は、絵画と庭園で、絢爛豪華な桃山時代の気分がいっぱいです。収蔵庫で見られる長谷川等伯、久蔵父子とその一派が描いた桜図、楓図、松に秋草図などの障壁画は、大書院を飾っていた桃山時代の傑作です。これを立体的にしたようなのが、大書院の見事な庭園です。池、石組み、刈り込みの配置が大きな広がりを感じさせます。江戸時代に修築された池泉観賞式庭園ですが、桃山時代の気風が濃い庭園で、特にサツキの頃は華やぐようです。名勝庭園の中でも傑作の一つとして世に知られています。この寺の前身は秀吉が愛児鶴松の菩提の為に建てた祥雲禅寺で、現在は真言宗智山派の総本山。

1/10 雪の仁和寺

             

1/1 雪の金閣寺

       

 

庭園左側を望む。静まりかえった庭園を見ながらしばしの癒しの時間が持てます。

1/10 雪の仁和寺

             

1/1 雪の金閣寺